MENU

基礎算定届を電子申請する方法

目次

はじめに

4~6月分の平均賃金により、社会保険料の元となる標準報酬が決まります
この標準報酬を7月10日までに社会保険事務局に申請しなければなりません
その方法と以前に手続きを行った際にどれぐらい時間がかかったのかを記載します

あわせて読みたい

大まかな流れは以下のようになります

  • GビズID作成
  • 届書作成プログラムのインストール
  • データ作成
  • 申請
  • 申請完了

申請から申請完了まで1週間程かかりました

GビズID作成

社会保険の電子申請を行うためにはGビズIDもしくはe-Govが必要です
今回はGビズIDを取得し、申請を行ったのでその方法を記載します
オンラインで行うこと、オフラインで行うことの2種類があります

オンラインで行うこと

一般的なアカウント作成方法と同様です
Gビズのサイトにアクセスし、必要事項を記入しアカウントを作成します
ただし、注意事項として「gBizIDプライム作成」を行ってください
gBizIDエントリーでは社会保険の電子申請は行えません

必要事項を記入後、gBizIDプライム登録申請書がダウンロード出来ますので、印刷します
経済産業省が説明動画を公開していますので、こちらも参考にしてください

オフラインで行うこと

印刷したgBizIDプライム登録申請書の内容に間違いがないか確認します
問題なければ実印欄に会社印を押印します
法務局で印鑑証明書を取得し、gBizIDプライム登録申請書と同封して郵送します

郵送後の流れ

2週間以内に「【GビズID】gBizIDプライム登録申請の受付のお知らせ」という件名のメールが届きます
※弊社の場合郵送した次の日にはこのメールが送られてきました

メールの内容に従ってログイン用のパスワードを設定すれば、GビズIDは作成完了です
正常に作成完了すれば「【GビズID】アカウント登録完了のお知らせ」という件名のメールが届きます

勘違いしやすいポイント

GビズIDにログインすれば各種電子申請が行えると思っていましたが、ログイン後のマイページを探してもそれらしき項目が見つからないため困惑しました
GビズIDは各種申請時に認証を行うだけのものです

例えば、あるWEBサービスを使おうとする場合、googleアカウントでログインできる場合がありますが、GビズIDはそのようなものです
各種申請を行う場合はそれぞれの申請用の準備が必要です

社会保険の申請の場合は次項の届書作成プログラムのインストールが必要です

届書作成プログラムのインストール

下記ページの「1.届書作成プログラム」からダウンロードしま

インストーラーがダウンロードされるのでダブルクリックしてインストールします

データ作成

デスクトップに社会保険届書作成Ver.20.01というショートカットが作成されるので、そこから起動します
後は各種様式のダウンロードページの2.届書作成プログラム操作説明書に従ってデータを作成します

申請

申請も届書作成プログラムで行います
届書の申請・申請状況の照会ボタンで申請を行います
この際、あらかじめ作成しておいたGビズIDが必要になります

申請が受理されると「【ワンストップサービス】お知らせの通知」という件名のメールが届きます
注意すべき点は詳しいことが何も記載されておらず、これが社会保険の申請関連のメールか分かりませんでした

申請完了

上記の申請受理メールの翌日に再度「【ワンストップサービス】お知らせの通知」という件名のメールが届きました
件名が受理の場合と全く同じなので注意してください

最後に

参考までに実際の流れを記載します

2020/06/04GビズID申請書郵送
2020/06/05GビズID作成完了
2020/07/01基礎算定届データ作成および申請
2020/07/06申請受理メール受信
2020/07/07申請完了メール受信

時期によるものかもしれませんが、GビズID作成に2週間かかると記載されていたのに1日でできたので驚きました
こういった申請は郵送でも行えますが、電子申請の方が便利ですね
ただし、届書作成プログラムがwindowsでしか起動できないという問題があります

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次